「あれ、お腹に線がある⁉」というふうにお腹の線があると、気になってしまいますよね。
猫背線がお腹に入っていると服を脱ぐのに抵抗が出てしまったり、猫背線は様々なところに影響が出てきます。
そんな中で、
- 「筋トレで猫背線を消すことができるの?」
- 「猫背線を筋トレで消すのは効果的なの?」
と疑問を持っている方がいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回は、「筋トレで猫背線を消すこと」について紹介したいと思います。
具体的には、
- 筋トレで猫背線を消すことができるのか?
- 猫背線を筋トレで消すのは難しい⁉
について紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
猫背線は筋トレで消すことができる⁉
結論から申し上げますと、猫背線は筋トレで消すことができます。
「筋トレで猫背線が消えるの?」と疑問に思った方がいらっしゃるかもしれません。
猫背線と筋トレが関係があるように思えませんよね。
僕は、最初、「筋トレをすればお腹に余計にスジがはいるのでは?」と思ってました。笑
ですが、筋トレで猫背線を消すことは可能なんです。
順番に説明していきましょう。
猫背線の原因は、字にあるように“猫背”です。
猫背だとお腹がたるみ、その状態が長時間続くことによってシワとして刻まれお腹に線ができます。
つまり、猫背線は猫背姿勢を改善すれば解消することができるということになりますね。
そして、その猫背姿勢を筋トレによって治すことが猫背線を消すということに繋がります。
猫背は、肩甲骨付近の筋肉や背筋を鍛えることができれば、猫背姿勢が改善されます。
実は、我々現代人は猫背になりやすい生活を送っていると言われています。
パソコンやスマホ、勉強などのように長時間行うものは基本的に下を向いて行っているばかりで、気付けば猫背姿勢になっていたり、なんてこともあるのではないでしょうか。
僕はパソコンを触っていて、ふと、窓ガラスに映る自分の姿を見たときに凄い体勢になっていることに気付きます。笑
猫背だと下を向いている状態なので、背筋を伸ばすための筋肉が使われておらず劣っているため、姿勢改善には筋トレが必要というわけです。
猫背線を筋トレで消すのは難しい⁉
実は、猫背線を筋トレで解消するには結構、難しいところがあります。
これでも、僕は筋トレマニアで大学の頃はスポーツ心理学も学んでいました。
僕の観点からしても、筋トレでの猫背線解消はあまり効果的であると言えません。
理由には、以下の二つが挙げられます。
- 心理学的に筋トレは継続が難しい
- 自己流の筋トレには危険性がある
それぞれについて、順番に深堀していきましょう。
【心理学的に筋トレは継続が難しい】
実は、筋トレは心理学的に継続が難しいんで
すよ。
「筋トレをやるぞ!」って決めてから、三日後にはもう辞めている。
そのようなことはありませんか?
僕は結構あります。笑
「昨日頑張ったし、今日はいいか。」など。
筋トレの継続は難しいですよね。
なぜ筋トレの継続は難しいのでしょうか?
それは、心理学的に人間の設計上そうなっているからです。
具体的に言いますと、人間の脳は変化を嫌います。
理由は、今まで別に変化をしなくても生存できたという実績があるからです。
今の生活を続けていれば、死という最悪の結果にはならないと思っています。
反対に、何か新しいことを初めて今まで安全が脅かされると、何か危険なことが起こるかもしれないと考えて元に戻ろうとします。
これを心理学的ホメオスタシス(=心理学的恒常性)とも言われています。
このホメオスタシスが働くことによって、人間は継続するのが難しくなります。
ですので、新しい習慣(筋トレなど)を生活習慣に取り入れても続きにくいのはこれが原因です。
【自己流の筋トレには危険性がある】
また、筋トレの自己流には危険性があります。
猫背を解消するためには「背筋を鍛えましょう!」というようなことをネットなどでよく見かけるのではないでしょうか。
背筋のやり方など、色々な方法が載っていますよね。
実は、このやり方を正しい知識、正しいやり方を知らずに自己流でやってしまうと、とても危険なんです。
また、筋トレは筋肉の付けたい場所を意識してある程度負荷をかけていかなければ、効果を得られないなんてこともあります。(負荷のかけすぎも良くありません。汗)
さらに、いきなり筋肉を鍛えるのではなく適度なストレッチもしなければいけません。
僕は昔、違う筋肉の部位なのですが、いきなり筋トレをして肉離れをしたなんてこともあります。汗
今回の猫背姿勢を治したい場合は、背筋の特に“僧帽筋”を鍛えなければいけません。
“僧帽筋”は首から肩にかけて大きく広がっていて、肩甲骨の動きにとても関わってる筋肉です。
猫背姿勢は、この“僧帽筋”が弱まって左右の肩甲骨の外側にこの筋肉が広がっている状態です。
もし、“僧帽筋”を自己流で鍛えてしまうと、筋肉のズレが起こる可能性があります。
そして、この筋肉のズレが、肩こりの原因や首の痛みに繋ってしまうなんてことも起こります。
猫背を治すつもりで毎日頑張った筋トレが、肩こりになったり、首が痛んだりしたら嫌ですよね。
このことから、猫背姿勢を解消するために無理に自己流でやってしまうと筋肉のバランスが崩れ、かえって体がおかしくなってしまいます。
猫背線を筋トレで消すのは効果的⁉筋トレのメリット・デメリット!まとめ
今回は、猫背線を筋トレで消す際のメリットとデメリットを紹介しました。
筋トレによって、猫背線を消すことは可能です。
しかし、猫背線を筋トレによって消すのは、「筋トレは継続しにくい」ことと、「自己流でやってしまうと危険である」ことから、筋トレによって猫背線を消すことはあまりおすすめできません。
だだし、本当に筋トレによって解消したいのなら、ジムで正しい知識、正しいやり方のもとで行うことができれば、猫背線は解消することができます。
そこまでの覚悟がある方なら、ぜひ応援したいです。
ただ、実際のところはそこまで難しいと思いますので、筋トレによる猫背線解消の評価は△にします。
筋トレによって猫背線を消すことはできるのですが、正直なところあまり効果的とは言えないです。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
さて続いて、3つ目の「矯正ベルト」によって猫背線を消すのは効果的なのか検証して行きましょう!
こちらの記事をご覧ください。
→猫背線を矯正ベルトで消すことは可能?矯正ベルトのメリットとデメリット
また、こちらの記事では、猫背線を消す方法を比較しまとめたものも紹介してますので、良かったらご覧ください。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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