食べ過ぎなどで脂肪がたまってポッコリ出ているお腹が、その脂肪がやがて三段腹になっていくとちょっとカッコ悪くていやですよね。
お腹は服でなんとか隠すことが出来るので、冬の間は着こんでお腹が見えない服装が多くなりますが、夏になると薄着になり隠していた三段腹が目立ってしまいます。
薄着になる前に三段腹は解消しておきたいものですね。
この記事では
「お腹についた三段腹と線の解消法」
についてお話しさせていただきます。
具体的には
・三段腹とは?
・三段腹の原因
・三段腹の線の解消法
三段腹の原因やダイエット方法などをお話ししていきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
■三段腹ってどんな状態?

三段腹とは、お腹が段状になりお腹の上部・中部・下部にそれぞれ脂肪が溜まりしっかりと手でつまめる状態を言います。
ですが、太っている人が三段腹になるかというとそうでもありません。
見た目には太っていない人でも三段腹になってしまいます。
三段腹になると、着たい服もお腹の段々が気になってついついゆとりのあるブカブカの服を選んでしまいますね。
海やプールで水着になるとき、恥ずかしくてビキニを着ることができなくなってしまいますよね?
そんな悩みを解消すべく、三段腹になってしまう原因をこのあと徹底解説していきます。
■三段腹になる原因

三段腹になる原因には大きく分けて3つあります。
①脂肪が多い
高カロリーの食事や運動不足によるカロリーの消費が乏しいと、体にどんどん脂肪が蓄積されていきます。
*高カロリーな食べ物:カツカレー・かつ丼・カルボナーラ・ピザ・オムライス・ピーナツ・ハンバーガー・若鳥のから揚げ(5個)・ラーメン・ショートケーキ等々*
女性の場合、特に子宮や卵巣のあるお腹周りは防御機能があるので脂肪をため込みやすいのです。
さらに皮下脂肪なので一度ついてしまうとなかなか落ちにくいと言われています。
②慢性的な運動不足
特に太っていないのに三段腹だという人の原因はこちらです。
食事の量が普通でも慢性的に運動不足の人は、摂取したカロリーを消費することができず脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。
③インナーマッスルの衰えによる内臓の下垂
太っていないのに三段腹だという人はインナーマッスルの衰えも原因として考えられます。
インナーマッスルとは、体の深いところにある筋肉のこと。
長時間のデスクワークなどで、体が前のめりになり猫背のような姿勢になると、常に背中が丸まって胸やお腹が中に入り込み、お腹の筋肉が減っていき内臓を支える力が弱まってたるんでしまいます。
腹筋や背筋が少ない人も三段腹になりやすいと言われていますので注意しましょう。
④姿勢のゆがみ
姿勢がゆがむと、筋肉の付き方が偏ってしまいます。
デスクワークなどで長時間凝り固まった姿勢が多い人は要注意。
ゆがんだ姿勢で生活し続けることで、脂肪もつきやすくなります。
■三段腹の線を消す方法

やっかいなことに妊娠線もそうですが、一度ついてしまった筋肉の過度の伸び縮みが原因の線はなかなか消えることはないのです。
ひたすら伸ばすしかありません。
まずはストレッチを基本にしながら、四つん這いになって右手を前に、左足を後ろに反らすように伸ばします。
そして、今度は左手を前に伸ばし、右足を反らすように伸ばします。
全身を伸ばすイメージでグーっと伸ばすストレッチがおススメです。
また、デスクワークが多い人は背筋を伸ばした方が良いですね。
その理由は『呼吸』です
ヨガなどではよく深い息をし、肺を大きく膨らませます。
深く息をする⇒肺が大きく膨らむ⇒横隔膜が上がる⇒肋骨が動く⇒肋骨に張り付いている体のインナーマッスルがすべて動く
会社でのデスクワークでは特に意識しなければいけません。
パソコンなどをしているとついつい前かがみになりがちで、お腹の脂肪が前に出てしまいます。
同じ姿勢のまま毎日作業をしているとお腹に線がついてしまいます。
背中をまっすぐにするイメージを意識して背筋を伸ばしましょう!
■三段腹の解消法は⁉

三段腹を解消するには何をすればいいのでしょうか?
これから紹介するいくつかの方法を紹介します。
どれかひとつに集中して行うのもいいのですが、その中には日常生活に気を付けることで三段腹を解消していくやり方もあります。
ですので、複数を組み合わせて行うことで効率的に三段腹を解消していきましょう!
【有酸素運動】

皆さんも聞いたことがあるのが、有酸素運動です。
有酸素運動とはその名の通り、酸素を多く取り込む運動のことを言います。
代表的なものでは、ジョギング・ワーキング・水泳などです。
有酸素運動によって多くの酸素を取り込むと細胞の働きが活性化し代謝が上がって脂肪燃焼作用が高まることから、三段腹を減らすためにも役立ちますよ!
【筋肉トレーニング】

腹筋などをはじめとする筋トレは筋肉をつけることで体を引き締める効果だけでなく、筋肉量を増やすことで基礎代謝を上げる効果もあります。
基礎代謝とは、寝ているだけでも消費されるカロリーです、
基礎代謝が高い人ほど太りにくいと言われています。
基礎代謝を上げるには筋肉を増やすことが大切なため、腹筋以外にも大きな筋肉群である太ももやお尻などを鍛えることも効果があります。
基礎代謝を上げるには筋肉を増やすことを基本とし、腹筋以外にも太ももやお尻などを鍛えることも効果があります。
【姿勢を正しくする】

猫背などの悪い姿勢を長いこと続けていると、内臓を支える力が弱くなってしまい脂肪や皮膚がたるんで三段腹になりやすくなってしまいます。
正しい姿勢を維持するだけで鍛えられるのが、インナーマッスルと呼ばれるもので体の奥にある筋肉を鍛え、下がってしまった内臓を元に戻すことができます。
要するに、デスクワークや立ち仕事をする時に、背中が曲がっていたり片足を組んだりせずに、背筋を伸ばした正しい姿勢をとるだけでも、三段腹を解消するのに役に立つのです。
【バランスのいい食事を摂る】

三段腹を解消するために極端なダイエットを行う人が多いようですが、それによるストレスも溜まりやすくなります。
私も試してみたのですが、やはり『食べない(食べ過ぎない)』事はストレスになり、三日も続きませんでした(笑)
体に必要な栄養が不足し、体調不良の原因になり、ひどい場合は栄養失調なんてことになりかねないのです。
今までに食べ過ぎていた場合は、量をある程度減らす必要があるものの、そうでない場合は栄養のバランスを考えて適量を食べることが大切です。
なお、肥満傾向のある人は早食いが多いと言われていますので、よく噛んで食べるように心がけましょう!
【マッサージをする】

『マッサージいいね!』 『マッサージの効果知りたい!』
下半身心から心臓へ向かう血液やリンパ液は、重力に逆らって上へ流れているため滞りやすいと言われています。
そのため、お風呂上りなどで体が温まっているタイミングで、下半身のマッサージを行うと効果的です。
『三段腹の解消に足のマッサージなんて意味ないんじゃない!?』
血液の流れやリンパ液の流れが悪くなると、老廃物が溜まってむくみなどを起こしやすくなり、その上脂肪と結びついているセルライトを作ってしまいます!
*セルライトとは*
皮下の脂肪細胞同士が付着、また、脂肪細胞に老廃物が付着して固まったもの。大きくなると皮膚の表面がでこぼこになる。太もも・尻・下腹部にできやすい。血行不良になり、冷えやむくみの原因になる。思春期以降の女性に生じることが多く、減食や運動では取れにくい
(コトバンクより)

下半身の血液やリンパ液の流れがよくなると、上半身にも作用するため、下半身をスッキリさせるのは大切なことです!
■お腹にできた三段腹と線の解消法まとめ
三段腹は太っている人だけがなるものではありません。
見た目では太っているように見えない人でも、実は三段腹に悩んでいる人は多いのです。
そんな三段腹を解消するには、脂肪を燃やす有酸素運動や、筋肉を増やす筋トレを行うのが効果的です。
有酸素運動や筋トレと組み合わせて、マッサージやストレッチ、食事をバランスよく摂るなどを取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます!

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